SCADA-Japan

スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)とは？

スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)とは，歯科大学および歯学部学生による研究成果の発表と実演の大会のことです。この大会は，毎年8月に日本歯科医師会の主催で東京にて行われております。SCPでは細長い机の上にパネルを立て，このパネルおよびその他の展示物を有効に用いながら，テーブルクリニック方式（*注）で英語にて発表が行われます。優勝者にはアメリカ歯科医師会総会にて発表する機会が与えられ，2位から3位までの入賞者には賞金が授与されております。
（*注）アメリカでの変更に倣い，日本代表選抜大会においても2009年度よりテーブルクリニック形式からポスタープレゼンテーション形式に変更されます。参加者はご注意ください。

スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)の歴史

スチューデント・クリニシャン・プログラム(SCP)の歴史の始まりは，1959年に遡ります。1959年に米国歯科医師会(ADA)が，創立100周年を迎えるにあたって，当時の理事Dr. ハロルド・ヒレンブランドがデンツプライ・インターナショナル社の社長ヘンリー・ソーントンに対し，歯科学生による研究の実践発表という斬新で意義ある記念企画の後援を依頼したのがこのプログラムの始まりです。

以来，一度の中断もなくADAの事業として継続されております。この間，カナダ・イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・香港・台湾・シンガポール・ドイツ・オーストリア・スイス・ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・アイスランド・オランダ・インド・日本・フランス・タイ・韓国・南アフリカと，世界中で開催国が増えております。

2007年よりプログラムの名称がSCPからSCRP（スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム）へと変更され，現在に至っております。